価格:47,300円(税込)
長さ:12m 巾:38cm 素材:綿100% 日本製
※お仕立て開始後の返品・交換はできませんので、ご了承ください。
代引きもご遠慮頂いております。(生地に鋏を入れる為)
愛らしいフォルムにデザイン化された梅の花が印象的なコーマ地染のゆかた。陰陽のバランスがとてもよく、紺地に絵際も美しく白く染め抜かれた梅が着姿を華やかに見せてくれます。浴衣で梅?と思う向きもあるかもしれませんが、ご存知のように梅は吉祥文様であり、また、梅の季節を想う涼しさの演出でもあります。コーマの浴衣の着心地と共に意匠の妙をお楽しみいただきたい一着です。
繋ぎ模様の半巾帯は淡い撫子色を合わせて少し甘めの印象にしてみました。黄色地に青、水色の細いラインが入った琉球絣の半巾帯は一押しのコーディネートです。
コーマ糸を浴衣生地に使用したのは竺仙がはじまりです。
涼しさと共にファッション性を求め、コーマ生地を使用して50年が過ぎました。
それまでは浴衣地として長く使われてきたのは、栃木県真岡地方で作られた[岡生地]でした。
しかしながら、竺仙では、三代目当主が質の向上と粋な染め上がりを求め、研究と改良を重ね現在の「コーマ生地」に到達しました。
一般的に綿糸には毛羽があり、良さであると同時に後染めを施すと柄の絵際がぼんやりしてしまいます。
コーマ糸は余分な綿(わた)を取り除いている為、しなやかで肌ざわりが良く、染め上がりをスッキリと表現することが出来ます。
また、生地自体がしっかりしている為お洗濯をされても型崩れしにくいのが特長です。
染めは型に沿って糊を施し染料を注ぎ込む、注染という染色法を採用しております。
独特な技法により、手仕事特有の他には無い染め上がりを醸し出しております。
※閲覧環境により画像とは若干色味が異なる可能性がございますので、その点はご了承ください。