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- 『コーマ白地差分』海松(みる）
価格:44,000円(税込)
▼ 商品説明の続きを見る ▼長さ:12m 巾:38cm 素材:綿100％ 日本製
お仕立てをご希望のお客さまへ
※お仕立て開始後の返品・交換はできませんので、ご了承ください。
代引きもご遠慮頂いております。（生地に鋏を入れる為）
海松（みる）文様は平安の頃からみられます。「海松」とは、海藻の一種で、松の葉に似ていることからこの字が当てられたといいます。文字通り海松色に描かれることが多いようですが、この海松文様は花のような雰囲気に図案化されているので、敢えてオレンジや赤銅色を使い、元気で華やかに染めました。差分のグラデーションも美しい仕上りです。ところどころに線画で表した海松があり、これが全体を引き締めています。明るい染め色ですが、年齢を問わずお召しいただけます。
コーディネート例
同系でオレンジと臙脂の道屯花織の帯を合わせると線画の海松が立って見えてきます。一方、落ち着いたグリーンの麻半巾帯を合わせるとオレンジや赤銅色の海松が引き立って見えます。
生地について
コーマ糸を浴衣生地に使用したのは竺仙がはじまりです。
涼しさと共にファッション性を求め、コーマ生地を使用して50年が過ぎました。
それまでは浴衣地として長く使われてきたのは、栃木県真岡地方で作られた[岡生地]でした。
しかしながら、竺仙では、三代目当主が質の向上と粋な染め上がりを求め、研究と改良を重ね現在の「コーマ生地」に到達しました。
一般的に綿糸には毛羽があり、良さであると同時に後染めを施すと柄の絵際がぼんやりしてしまいます。
コーマ糸は余分な綿(わた)を取り除いている為、しなやかで肌ざわりが良く、染め上がりをスッキリと表現することが出来ます。
また、生地自体がしっかりしている為お洗濯をされても型崩れしにくいのが特長です。染めについて
染めは型に沿って糊を施し染料を注ぎ込む、注染という染色法を採用しております。
独特な技法により、手仕事特有の他には無い染め上がりを醸し出しております。
※閲覧環境により画像とは若干色味が異なる可能性がございますので、その点はご了承ください。