竺仙は江戸より続く江戸小紋、浴衣を中心とした呉服屋でございます。
竺仙のこだわりはズバリ“江戸”です。
創業時江戸文化が爛熟期を迎え近代へと変わる20年程前に創業致しました。
初代は、今から175年程前の天保年間の創業(1842年) です。
江戸染の独特な技術を活かし江戸小紋から浴衣へと世間に名を馳せ、
歌舞伎の世界にまで名前が登場するほどでした。
戦後、初代竺仙ゆかりの地浅草に店舗を構え、
初代からの信条を強固な芯として技術、
カラーを継承、その持味が世間の評判を買い有名百貨店、
高級呉服専門店からの声がかかり日本橋に移転しました。
現当主も先代からの能衣装、古代紋様に加えて正倉院紋様、
宗達・光琳の創作再現に積極的に意を注いでいます。