【反物】女性 『絽長板本染』向鳳凰菱
着物によく見られる割り付け文様の浴衣です。
菱の中に鳳凰を描いた向鳳凰菱です。
鳳凰は瑞祥文様(めでたいことが起きる前兆)として
用いられることが多く、良い報せの象徴です。
インド、ペルシャ、中国など異国の文化をはらんだ
歴史的にも価値のある美しい柄をぜひ
夏のお召し物としてお勧めしたい一枚です。
生地について
竺仙の綿絽生地は【平絽】ではなく、絽目を不規則にならべ【乱絽】にしたオリジナル生地です。それによりモワレのような独特の風合いが生まれ、実際にお召しいただくと、爽やかで涼しげな印象を与えます。
この綿絽の生地は戦後、正絹の七五三絽を模して、木綿で織り上げました。ところが短繊維の木綿では七五三をきれいに織れず、多少不揃いが生じましたが、それが返って自然な涼しさを醸し出し、それ以来この生地を使用しております。
今や木綿の反物で見かけない細い糸で織られていますので触感が違うと思います。お召しになってお感じください。
染めについて
『長板本染中形』は、7メートル弱の樅の一枚板を用い布地の表裏両面に寸分違わずに型付け(防染糊を置くこと)をし、本藍で浸染するという、江戸時代より行われている技法です。
中形は大紋、中形、小紋と分れる模様の大きさからの名称で、ゆかたに染められることからゆかたの代名詞になっております。
本藍染めですので、色落ちいたします。白い帯等のご使用にはご注意ください。
柄について
向鶴菱を鳳凰でデザインしました。
コーディネートに関して
源氏香の柄の赤の博多小袋帯できりりと粋に。※こちらの商品は反物のみで、帯は別売りです。
※閲覧環境により画像とは若干色味が異なる可能性がございますので、その点はご了承ください。
長さ:12m 巾:38㎝ 素材:綿100% 日本製
お仕立てをご希望のお客さまへ
お仕立てをご希望されるお客様は、上記のお仕立て方法の中からお好きな組み合わせをお選びください。
カートボタンを押し、決済画面に進みますと最終的なご購入金額が表示されます。
※なお、お仕立て開始後の返品・交換はできませんので、ご了承ください。
代引きもご遠慮頂いております。(生地に鋏を入れる為)
※上記の選択がご面倒な方は
お支払いお手続きの際に、 そのまま「反物」の価格にてお手続きをお願いいたします。
その際に、「仕立て希望」と記載いただければ後程、弊店より連絡させていただき、お仕立ての詳細をお伝えしたいと思います。
ご了承頂きました後に「お仕立て代金込み」の金額をご案内させていただきます。