長さ:12m 巾:38cm 素材:絹100% 日本製
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竺仙では「地落ちの桜」と呼んでいるこの江戸小紋。桜の花弁のように見えるだけでなく、葵や巴、そしてハートのようにも見えるので季節を問わずにお召しいただけます。
錐彫の精緻な表現に、すーっと弧を描くような線をプラスすることで優しく愛らしい印象に仕上げています。
お洒落着としてだけでなく、改まったお席のお召しものとしてもお使いいただけるので、一着で様々なシーンで活躍してくれます。
見る人の心を癒してくれるやや落ち着きのある明るい緑は、帯合わせもしやすいので、季節ごとにコーディネートをお楽しみください。
生地について
羽二重系の一越縮緬です。通常の縮緬の白生地は織り上げた後に練り(精錬)をするものですが、こちらは糸の段階で練りをかけた【先練り】という製法を用い織り上げた、竺仙別織の生地です。
江戸小紋のような極小紋を染めることに適した、シボ立の少ない風合いで、打ち込みの良い丹後で織られた縮緬です。
染めについて
伊勢の白子で彫られた伊勢型紙を使用し、古来より変わらない希少な手付による糊置きにこだわり柄付けをしています。その後【しごき染め】という江戸小紋特有の染色技法によって一反一反制作しています。
※しごき染めとは・・・型置きをした生地の上に、糊の中に染料を混ぜた色糊をしごいて付けていく技法です。
> 手付けとは
コーディネート例
繊細な江戸小紋なので、どんな帯でもコーディネートしやすいですが、今回は、麗らかな春のイメージでコーディネートしてみました。お雛様の帯は大人カワイイ雰囲気に。そして桜の帯は、品のある大人コーデ。
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